早朝、流れるようなクジラ雲をみた。
江戸川沿いにのびたその薄紫の下を早起きの柴犬が歩いてる。
行きつけのガソリンスタンドで出来立てのコーヒーをいただく。
小さな島国 日本だけど
山は大きくて海は広い。
人が住む面積は小さいけれど、
世界はこんなに大きいと感じられる特別な場所だということも言えるな。
空は今日も穏やかだ。
セオワツアー、初の日本海側へ。
何度も何度も山を越えて、
トンネルをくぐり、そのたび新しい景色が顔を出す。
あんなところに家があるなぁ。
人の暮らしは様々だ。
だからこそツアーに行く意味を強く感じる。
直接音楽を届けに行けるという出来事の素晴らしさだ。
新潟へは過去何度か訪れているが、
初日は初のインストアライブ。
ありがたいことに、「何千回でも 何万回でも」がFM PORTとFM新潟にて8月度パワープレイをいただいた。
同じ県内で2つのパワープレイはかなり異例の出来事だ。
新潟へのご縁を感じずにはいられない。
ほぼ毎日のように流してくださっていたFM PORTの「MINT CONDITION」さんへ生出演。
感謝の気持ちをパーソナリティさんに直接お伝えできた。
FM新潟さんへはコメント出演。
同ビルに併設されている有名なライブハウスLOTSも特別に中を見せていただき貴重な体験。
爽やかな初秋の風が、新潟の街に吹き抜けてる。
車で15分ほど駅から離れた郊外のイオン新潟南店へ。
いつもお世話になっている新潟の個人イベンター平田くんが主催するMUSIC DROPさんとタワーレコードさんとのコラボインストアイベントに出演をさせていただく。
共演の岡村翼くんは僕も個人的にファンである新潟若手ピアノマン期待のホープ。
中島みゆきさんの『糸』のカヴァー、素敵だったな。
今日は機材の関係で僕と友香と小野ちゃん3人編成でのインストアライブ。
徳ちゃんと大ちゃんにライブを観てもらえるという貴重な環境でのステージだ。
2人の分も気持ちを乗せて歌っていく。
大きなショッピングモールに自分の声が響き渡っていくのが肌でわかる。
立ち止まってくださる人が増えるたびに、音楽の熱が少しずつあがっていくこの感じは
一期一会なインストアライブならではだ。
サイン会で、3歳の男の子がCDを購入してくれた。
お母さんに連れられて自分でお金を渡し、しっかりとぼくの目を見て
お話ししてくれた。
音楽が大好きなのだそうだ。
きっとぼくたちの歌がどんなメッセージを持っているかなんて彼には関係なくて、ただワクワク楽しくなってもらえた。
心にまっすぐ響いたということなのだろうから、
まさにセンスオブワンダー。
僕たちにとっても、最高に嬉しい瞬間だった。
ラーメン大好きな小野ちゃんが地元のみなさんにリサーチしてくれたオススメのラーメン屋にイベント後訪れる。
つけ麺というわけではないのだけど、
最初からスープ割り専用の出汁が机の上に並ぶという一風変わった味噌ラーメンをいただく。
クセになる味!
お腹いっぱいになった車内はすぐに静まりかえった。
運転手ひろしマネお疲れ様。
車窓からだんだんと建物の明かりが消え、暗闇の中ゆらゆらと日本海沿いの道にトンネルが続く。
新潟市内から上越もさらに西へ。
目指すはホタバンの第2のふるさと、
糸魚川の地だ。
2016.9.9
新潟南イオン セットリスト
1st STAGE
1.ビューティフル
2.飛行船ミミ
3.ひゅるりら
4.何千回でも 何万回でも
2nd STAGE
1.ビューティフル
2.飛行船ミミ
3.デイドリームビリーバー
4.何千回でも 何万回でも
(写真は2015年の糸魚川塩の道コンサートにて)
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